更新日：10月30日
本日、10/30公開の映画「罪の声」
こちらの作品で星野源さん始め
京都弁の方言指導をさせていただきました！
このお仕事のお話をいただいたのは、
1年半以上前、
まだ関東にいた頃でした。
ちょうど心屋仁之助さんの本を読んで
「やりたくないことをやめて、やりたいことをやろう」と思い、
『京都で暮らしたい』
『関西でナレーションのお仕事がしたい』
と思って東京撤退を決め、
当時の事務所にその相談をしに行った数日後に
電話がありました。
もともと声優として活動してきたため
私の事務所サイドも含めて映画の方言指導の案件なんてなかなか無いことですし
初めてTBSさんに打ち合わせに行った時に
プロデューサーさんから
「小栗旬さんと星野源さんのＷ主演です」
と言われ
「そんなまさか(ºωº)」と思うくらい青天の霹靂でした。
声優と、映像の業界はそれぐらい遠い存在でした。
なかなか交わらないというか…うん。
まさに、
仁さんの言うところの
なんか知らんけど凄いことが起きている…らしい…
ちょうどその頃BS11さんとKBS京都さんで放送されていた
「京都浪漫」(私が京都弁での語りを担当していた番組)を
プロデューサーさんがたまたまご覧になって、
本当にたまたまのたまたまが重なって、
このようなことになりました(ºωº)
現場に入ってからは…
初めて目にする芸能界。
スクリーンの向こう側の世界。
およそ3ヶ月携わって、
終わって、
今でも「夢だったんじゃないかな？」と思います。
でもそこで、
一流の仕事をする方々に囲まれて
好きなことを仕事にして
周りの人達を信頼して自分のやることに集中して
こだわってこだわってやりぬく姿勢に
学ぶことがたくさんありました。
毎日毎日
ロケや撮影で、皆さん大変だったと思いますが
それでもやっぱり
やりがいがあって、楽しくて、
この仕事が好きなんだろうなぁーというのがひしひしと伝わりました。
今日、エンドロールを見て
役者さん、スタッフさん
皆さんの顔が浮かんで
その一人一人の仕事が
この感動を作り上げてるんだな、と思うと
心が震えました。
その一員になれたこと、
誇りに思います。
そして、
この映画の撮影中は子どもを京都の実家に預けて、
関東での撮影の時には2週間帰れないこともありました。
娘の面倒を見てくれた両親、
ママに会えなくても頑張ってくれた娘のおかげでこの感動を味わえました。
いつも私のワガママを聞いてくれる家族に、
感謝したいと思います。
作品の中身については
皆さんがご覧になって
それぞれ想うこと、感じることを受け取っていただきたいので
ここでは書きませんが
本当に色んなことを考えさせられる作品です
原作、脚本、演出、演技、様々な背景や技術…
どれもが素晴らしく、
その熱意を感じました。
ぜひ、
ぜひぜひ
劇場に足をお運びいただけたらと思います…！！！！
私も、
所々京都弁チェックの耳になってしまったので…笑笑
家族を連れて、また観に行くつもりです！
どうぞ、よろしくお願いします！！！！
