天地無用！

作画:7ストーリー:6音楽:6 ふかひれ - 2007/07/25

作画
TVアニメとしては非常に良い作画。
キャラクターは以前に出ていたOVA作品と近い仕上げでファンにも違和感を与えなかった。
キャラクターの塗りが潰れていることもなく、粗探ししてみれば時折作画崩れはあるものの、気にならないレベル。
オンエアしていた当時の基準で見れば８〜９点
今見ても良い出来ではあるものの演出技術の向上した現在では７点位が妥当と考えた。

ストーリー
OVAとは別、並行世界の天地無用。
前半回でキャラの相関関係、世界観の紹介を退屈させる事無く紹介できていたと思う。
中盤、１→２クール目の繋ぎを１クールのダイジェストで繋ぐ（当時そういうのが多かった…）愚をきちんと避けていた。
後半には、シリアスな展開とコミカルな展開をほど良く織り交ぜて無難な構成でエンディングへ。
ハーレムアニメとして「普通」より高いレベルでバランス良く構成されたシナリオ。
７(良い)を付けたかったが、不思議な事に「繰り返し見たい！」と思わなかったのであえて　６点。

音楽
BGMだけなら７〜８点
PO、EDの歌込みで６点
自然を表わす様な、和を表わすような独特の背景音楽で、とても印象に残る物でした。
PO、EDの歌は今聞くとダサく聞こえてしまうかもしれません。

感想
個人的にとても思い入れのある作品です。
ハーレムアニメの基本をしっかりと踏まえ、絵も奇麗でした。
当時、思春期真っ只中だった私がドキドキしながら見ていたのを思い出します。懐かしい。