信じられない．．．
２日にタイで行われたＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチで、チャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム（タイ）が挑戦者同級８位のソニー・ボーイ・ハロ（フィリピン）にまさかの６回ＴＫＯ負けを喫し、王座から転落。
ポンサクレックは試合開始早々、挑戦者の左フックでスリップ気味のダウンを喫し、４回にも右フックでダウン。６回、連打でダウンを喫した直後、再び連打を浴びてリングに崩れ落ちたところでレフェリーがノーカウントで試合を止めた。
初めて投稿します。
Youtubeで試合動画を見ましたが、ただの調整ミスなのか、それともやはり年齢的（３４歳）な衰えがあったのでしょうか？
この日のポンサクレックはスピードがなく、挑戦者のラフな戦法に巻き込まれたせいか終始上体は立ち気味で、ロープを背負う場面や相手のラフなパンチをモロに貰うなど、ポンサクレックらしからぬ試合運びだったと思います（相手を巧く捌くあたりは時折らしさを見せていましたが．．．）。
ポンサクレックは踏み込みの速さと連打、老獪なテクニック、バランスのいいボディーワークを武器に、内藤大助、清水智信、亀田興毅らと対戦し、圧倒的な強さ、巧さを存分に見せつけてきた日本でもお馴染みの選手（世界タイトル防衛通算２３度！）。
決して総崩れしないスタイルを持っており、今回も相手を巧く捌いて無難に勝つだろうと予想していただけに、今回のＫＯ負けはショックでした。
