投稿者: ペル - 投稿日: 2012/09/23
女の子の立ち話みたいに
話の途中でどんどん別の話が割り込むし、流れに沿っていると判るなら舞台転換も大胆です。
描かれる人物はキャラクター止まりですが、物語の人間関係を過不足なく描いていて、こういう女子向けラノベをしっかり見せています。
女子ではないので細かい部分は判らないですが、女の子向けラノベ作品のアニメ化としては模範的なのかも知れません。
台詞は余り声を張らずに早口な場面が多く、ヘッドホン使用を奨めます。妖精関連の専門用語が多いのが難儀ですが、台詞が追えていれば何が起きているか全部判る絵になっています。
音楽はOP・EDは何コレってレベルだが、他はそれなりに。ちょっとした劇伴がすごく良かったり。
CGの使い方はいかにもちゃっちいですが、、、一部をわざと酷く作って隙を見せる演出なのだろうか?
ブラウニーが騒いでる様子は「人類は衰退しました」の妖精さん達を彷彿とさせられます。というか、一部は同じ声優を起用してるんですね。
あと、特典映像のイメージビデオは素晴らしい。シェークスピアのソネットを読みたいと思いました。こういう試みが他にも有れば良いのに。