作画 | ストーリー | 音楽 | |
---|---|---|---|
総合 | 5 | 3 | 8 |
最高 | 9 | 9 | 10 |
最低 | 0 | 0 | 1 |
平均 | 5 | 3.4 | 7.4 |
投稿者: 中ぴ連会長 - 投稿日: 2006/07/30
前半はもたついた展開だったが、後半のアラスカ戦以降からは段違いに楽しく観られた。
作画面では戦闘シーンでバンクが多用されたのと、キャラデザインで人物の描きわけが下手だったのがマイナス点。
ストーリーに関しては、回想シーンを挟みまくるのはいかがなものか。話のテンポが悪くなる。あと、脇キャラの描写が雑なのと、ラクスの性格が精神分裂気味なのが気になった。計算高いのか天然なのか、どちらかに統合するべきだったのでは。個人的には、アズラエル役・檜山修之氏の熱演が光っていたと思う。
音楽はベテラン佐橋俊彦氏が安定した楽曲を聴かせてくれた。挿入歌では「暁の車」が、オーブ戦でとても効果的に使われたこともあって、個人的に強い印象を残した。余談だが、挽歌のアニソンはこの歌くらいではないだろうか?
細部を気にしなければ普通に楽しく観られる。テロの構造や生命倫理等、現実世界で問題になっている重いテーマを取りあげたのは、作中でのテーマの処理が雑だったにしてもそれなりに評価したい。